ブルックスの法則|人月の神話
「ブルックスの法則」とはフレデリック・ブルックスによって提唱された「遅れているソフトウェアプロジェクトへの要員の追加は、プロジェクトをさらに遅らせるだけである。」という法則です。
特にソフトウェアの業界で、今なお語り継がれています。
直感的には、
やるべきことがたくさんあって、進捗が遅れているのであれば、
人を増やすことで、より多くのことが早くできるような気がしますね。
しかしながら、この法則によると、
直感に反して、早くなることがないだけでなく、遅くなってしまうというものです。
この「ブルックスの法則」は1975年に出版された「人月の神話|The Mythical Man-Month」で綴られています。
40年以上経っても売れ続けているということは、
この法則が分かっていても、問題の解決に至っていないことを物語っています。