プロダクトマネジメントのすべて

アジャイル開発やスクラムを取り入れるだけでは価値あるプロダクトにはならないと思い、アジャイルの外側に興味を持ち始めて手にとってみたのが本書です。

「プロダクト」や「プロダクトマネジメント」という言葉が日本で流行りだしたのはここ数年かと思います。

それまでは「システム」や「システム開発」の方が主流でした。

どうしても「システム開発のプロジェクト」と捉えると、作ること、アウトプットすることが目的となってしまいがちです。これは「ビルドトラップ」と言われています。

そして、苦労してつくったものが使われなかったり、想定していた期待どおりの結果とならないことが多いです。

そこで「アジャイル」を魔法の杖や銀の弾丸のように思い込んで取り入れて ...

アジャイルな本棚

アジャイルを学び、実践し、広めていくために集めた本の中でおすすめなものを一覧にします。また、アジャイルから派生して手を広げたキーワードも取り込んでいきます。例えば、プロダクト、チーム、リーンスタートアップ、DevOps、学習する組織、LeSSなどです。

アジャイルは様々な文脈から生まれ、融合し、派生の概念も多くなっています。そして、絶えず進化し続けているため、継続的な学習と継続的な実践の両方が必要と考えています。

その上、アジャイルは「マインドセット」「状態(Be Agile)」「フレームワーク」「How」といった側面があり、アジャイルを取り入れればうまくというものでもありません。

このように捉えどころが難しいアジャイルですが、これまでに数多の実践者 ...

スクラムガイド
スクラム公式ガイド(ゲームのルール)

スクラムはスクラムガイドにて定義されています。

スクラムガイドはスクラムとしての公式な見解となっておりますので、実践する人、関係する人は必ず目を通し、理解したいところです。これまでに多くの実践者の失敗や成功による知恵が詰まっておりますので、必ずや道標となりえます。

ただ、あくまでガイドです。この通りにやればうまくいくものでもなく、これに従わなければいけないかというとそうでもありません。そのため、このガイドから少し異なっているからといって目くじらを立てて「スクラム警察」のように振る舞ってしまうのは逆に害となってしまう可能性があります。

もし、あなたがスクラムに価値があると思うのであれば、まずはこれに沿ってやってみよう ...